ターゲットを逃さない「追っかけズーム」
ズーム機能のターゲットモードを使用することにより、近距離を航行する船舶や、針路上に交差する可能性がある船舶など、注意すべき船舶を連続的にズーム監視が行えます。ターゲットの船舶が移動しても逃さずに追尾が可能です。 (AISターゲットもしくは簡易ARPAのみ)
レーダー映像が自船ヘディングに追従するトルービューモード※
自船の旋回に追従して、レーダーエコーが滑らかに回転します。スイープに関係なく画面がリアルタイムに追従しますので、目視により確認したターゲット位置とレーダー画面内のターゲット位置のずれが軽減されます。 ※ 船首方位信号が必要
AIS/簡易ARPA
最大100物標のAIS情報と、最大10物標の簡易ARPA情報を表示できます。AIS情報はレーダー電波の陰になる大きな物標の方向の状況把握に貢献します。 AISとは、船舶自動識別装置で、これにより他船の船名、位置、針路、船速、行き先などの船舶情報を表示します。(AIS機器との接続が必要)
簡易ARPAとは、ARPA(自動衝突予防援助)の簡易版で、他船の針路、船速、自船との距離などの動向を分析表示します。(オプションのARP-11が必要)
動体物標だけ尾引で表示する真エコートレイル※
船舶の動体物標のみ尾引で表示するので、他船の動向が素早くチェックできます。
※ 船首方位信号と自船位置情報(L/L)が必要
より広範囲を監視できる「フルスクリーン」と「オフセンター」
表示を「フルスクリーン」にすると、フルスケール以遠のエリアにもエコーが表示されるため、設定レンジよりも広い範囲をワッチできます。 さらに「オフセンター機能」を併用することで、気になる方向に対して重点的なワッチが可能になります。
また、データボックスも非表示にできますので、文字と重なってエコーが見えにくかった部分も明確に確認できます。
近距離探知性能が格段に向上
写真は、砂浜に等間隔で設置されたポールを見事にレーダーエコーで表現しています。混雑した海域など、複数のターゲットを明確に映し出します。
- 10.4型液晶レーダー/1835
- レーダー操作免許不要
- サイズ:W323×D169×H308mm
- 指示器重量:5.4kg
- アンテナ部重量:8kg
- 電源:DC12〜24V
- 出力:4kw
- 60cmレドームアンテナ24回転
- 探知レンジ:36海里
- レドームアンテナ固定:160mm正方形位置に3/8インチネジ切り
- 消費電力:最大50W
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