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連載第7回/フューエルインジェクション
ボート天国であるアメリカにおいては、近年、EFI仕様のエンジンが目立ってきた。 EFI(エレクトロニック・フューエルインジェクション)は、電気的制御によって燃料を加給するもので、最近の自動車では標準装備品となっている。 プレジャー船においては、故障時のメンテナンスが楽であるという理由もあるところからキャブレター仕様が主流のようだ。 また、現在のところEFI仕様のエンジンは、高価であることも挙げられる。 私もOMCエンジン、マークルーザーなどのキャブレターのデリケートさに泣かされたことが度々あった。 キャブレターカバーを開けドライバーをつっこみアクセルを調節しながらのエンジンスタート。 トライしている内にオーバーフロー、プラグを外せば電極びっしょり。 蒼い海の真ん中で一服しながら「それもボートライフのひとつか」と無理矢理に苦難を快楽に転換し自問自答することで納得したものだ。 自然給気キャブレターの良さもあるのは理解しているつもりだが自動車で慣らされている私にとっては、やっぱりキークリック一発ズドンの方が気持ちがいい。 そこで便利なシステムギアが早くも登場した。 ボルトオンタイプのEFIセルフチューニングキットだ。 現在使っているV8ブロック用自然給気キャブレターと交換することができる優れものである。 システムギアをボルトオンすることで、スロットルレスポンスもより早くなり、トルクやパワーもアップすると言われており、自動車並みのクイックスタートも可能になる。 メンテナンスも楽になりそうなEFI仕様エンジンは、数年以内に市場シェアを拡大するもとの思われる。 日本市場がんばれ! あなたのエンジンの目覚めはどうですか?
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