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連載第15回/ボートの横揺れ防止のクールアイテム
今回は、ボートライフには、避けて通れない問題であるボートの揺れ防止に関連するヒットアイテムを紹介する。 最近では、高品質な小型モーターボートの価格も自動車並の価格になり身近なレジャーアイテムのひとつとなってきた。 ボートを安全に保管する置き場さえ確保できれば、誰でもボートのオーナーになることが可能だ。 しかし、マイボートを所有しても乗って遊びに出かけなければ、ボートライフは、始まらない。 以前、私の所有していたベイライナー2556コマンドブリッジを個人売買で売りに出していた時のこと。 伝言板を見て下見に来た青年は、マリーナに陸置きしているボートを見るなり、購入を決意した。 早速、購入前の試乗をする事になり湾内を一周したのだが、最後までステアリングを握りたいと云わなかった。 ほんの15分足らずの試乗であったが船酔いしたようだ。 下船して購入の意志を再度確認してみると自分にはボートは合っていないので諦めるという返答だった。 船酔いする方にとっては、一見、優雅で派手なボートライフも地獄の乗り物に思えたらしい。 これは、極端な例だが、一般の方は、不規則な重力の揺れに対して免疫がない。 よくゲストの方に「揺れませんか」と心配そうな顔で質問される場合がある。 基本的に人間は陸地で生活する動物である。 日常生活において云えば、地震で地面に極わずかな揺れを感じても不快に思うのは当然のことだ。 まして、ボートライフのフィールドは水(液体)だ。 風が吹けば揺れるし、他船の引き波でも揺れる。 揺れの克服なしにボート遊びはできないと云っても過言ではない。 では揺れに慣れてない方のために揺れを押さえるようなアイテムはないのだろうか。
そこでロッカーストッパーの登場だ。 これは円盤状の板をシーアンカーとして左右の舷から水中に落としておくことで船酔いの原因であるロール(横揺れ)を約50%押さえる事ができると云うものだ。 海に潜る方はご存知かと思うが、基本として海面には波が立っていても数メートル下の水中は海面の波の影響を受けていないものだ。 その部分に抵抗力のある板を落とすことでアンカーの役目を果たし揺れを押さえるのだ。 これで、揺れに弱い方も少しは安心できるはず。
【使用方法の注意】
ロープは、3/8インチまたは10ミリの太さのものを使用すること
おもりは1キログラム以上のものをロープの先端につけること。
板の間隔は50センチ以上あけること。海面すれすれは意味がない。
板の位置の固定はロープにコブ(エイトノット等)を作ること。
船にあった枚数を左右バランスよく設置すること。
設置する場所は、各船によって違うが通常は左右のクリートを利用。
バウクリートに設置すれば、パラシュートアンカーの代用品になる。
【使用するボートの必要枚数】
26フィートまで最低左右各3枚、できれば各4枚以上を使いたい。
36フィートまで最低左右各4枚、できれば各5枚以上を使いたい。
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株式会社プロジェクトケー
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