さて、ボートオーナーの方には馴染みが薄いが、ヨットマン達の多くが使用しているものにインフレータブルベストと云うライフジャケット(救命胴衣)がある。 イメージ的には自動車で云うエアバックの装置に似ている。 これは、通常のライフジャケットに比べて大きさが3分の1程度と小さく、ボート上での作業がし易い点が最大の特長だ。 万一の落水時には、ライフジャケットに付いているレバーを強く引っ張る事で高圧ガス弁が一気に開き、通常のライフジャケットに変身する便利なもの。 1回の使用でガスカートリッジ1本が償却されるため値段は少し高めだ。 また、JCI認定は受けていないため船検では使用できないので注意すること。 最近では釣り道具店でもこれらのような輸入アイテムが見られるようになった。