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連載第42回/レールマウントグッズを考えてみよう その1
今回は、どのプレジャーボートにもほとんど設置されている「レール」について、その利用方法を考えてみよう。 35フィート位までのプレジャーボートに設置されているパルピットレールやハンドレールなどの径は、輸入艇や国産艇を問わず、3/4インチ(約19mm)、7/8インチ(約22mm)または1インチ(約25mm)の太さのステンレスレールが主流である。 ステンレスレールは錆びることなく頑丈なのが特徴だ。 通常の使用目的方としては、走行時の手摺りや転落防止のために設置されているようだが、これらのレールを利用すれば、工事などの面倒な作業を必要とせずに数多くのマリンアクサセリーグッズを装着し利用することができる。 装着できるマリンアクセサリーグッズには、レールの径によって違うので、自分のボートのレールの径を事前に知っておくことが必要だ。 パルピットレールとは、ボートのガンネル部分に沿って設置されているレールを指し、主にボート上で作業する場合の転落防止などに使用されている。 スモールボートの場合は、バウの周辺部分に設置されている場合が多い。 取り付け可能なマリンアクセサリーはレールマウント型と呼ばれている。
【パルピットレールに設置できるマリンアイテム】
ペナントスタッフ......自動車の前に設置するような旗棒のことでクローム製やステンレス製があり、長さもいろいろいある。 走行時の目標のラインを取ったり、好きな旗をつけて走行することが可能だ。 最近では、「海賊旗」「BAN加盟旗」「サークル旗」をつけてクルージンクをしている光景を見かけるようになった。 私は、橋を通過する際の桁下の目安に旗棒キットをパルピットレールの先端にマウントしていた事がある。
ロッドホルダー......レールマウント型のロッドホルダーは、好きな位置に「釣り竿」を固定できるので大変便利なアイテムのひとつ。 ステンレス製、ブラス製、アルミ製などがあり、「釣り竿の重量や用途」によって底釣り用からトローリング用まで選択できる。 また、遊び終わったら簡単に取りはずすことができる点も見逃せない。
フェンダーアジャスター......クリートの代わりにレールを利用してフェンダーを設置するためのアイテム。 クリートのない場所にフェンダーを設置するのは大変だ。 よく、レールにロープを巻きつけている光景を見るが、これがあれば、高さの調節もワンタッチででき、ロープワークがスピーディーになる。 クリートが少ないボートには是非利用していただきたいアイテムだ。 使用できるロープの太さは、3/8インチ(約10mm)。 ロープの先端にコブをつければ、フェンダーを誤って流失してしまうこともなくなるはずだ。
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